2019年3月19日 / 最終更新日時 : 2020年4月9日 picohouse 田山花袋 行く水の流、咲く花の凋落、この自然の底に蟠(わだかま)れる抵抗すべからざる力に触れては、人間ほど儚(はかな)い情けないものはない。 人物:田山花袋(たやまかたい)
2019年3月19日 / 最終更新日時 : 2020年4月9日 picohouse 田山花袋 センチメンタリズムということは、こうありたい、ああありたいと思う願いを誇張して、理想から空想的になって行った形を言うのである。 人物:田山花袋(たやまかたい)
2019年3月19日 / 最終更新日時 : 2020年4月9日 picohouse 田山花袋 何でも空想で考えず、物に当たって活発にやるがよい。その時に出てくる知恵は、空想でこねまわしたものより、ぐっと生々している。 人物:田山花袋(たやまかたい)
2019年3月19日 / 最終更新日時 : 2020年4月9日 picohouse 田山花袋 何でも、断定することはいけない。断定した時、そのものは、既に別なものになっている。 人物:田山花袋(たやまかたい)
2019年3月19日 / 最終更新日時 : 2020年4月9日 picohouse 田山花袋 泣いてもらっても、悲しんでもらっても、慰めてもらっても、要するに、その身は独り死ななければならない。 人物:田山花袋(たやまかたい)
2019年3月19日 / 最終更新日時 : 2020年4月9日 picohouse 田山花袋 人間元来一人で生まれて一人で死んでいくのである。大勢の中に混じっていたからって孤独になるのは、わかりきったことだ。 人物:田山花袋(たやまかたい)
2019年3月19日 / 最終更新日時 : 2020年4月9日 picohouse 田山花袋 成功不成功は人格の上に何の価値もない。人は多くそうした標準で価値をつけるが、私はそういう標準よりも、理想や趣味の標準で価値をつけるのが本当だと思う。 人物:田山花袋(たやまかたい)
2019年3月19日 / 最終更新日時 : 2020年4月9日 picohouse 田山花袋 絶望と悲哀と寂寞とに堪え得られるようなまことなる生活を送れ。運命に従うものを勇者という。 人物:田山花袋(たやまかたい)