一日に十里の路を行くよりも、十日に十里行くぞ楽しき。

人物:桂太郎(かつらたろう)

1848-1913年。長州藩出身。戊辰戦争では奥羽を転戦。1870年、ドイツに留学。帰国後はドイツ式軍制樹立や師団設立、参謀本部と軍令部の分離などを行う。台湾総督などを経て、1898年に陸相。1901年に首相となり、日英同盟や日露戦争などを処理。西園寺公望と交互に総理職を務めた期間は「桂園時代」と呼ばれた。「ニコポン宰相」の異名を持つ。