いったいこの国をどこへもってゆくのや。

人物：西園寺公望（さいおんじきんもち）

1849-1940年。山城国京都（現在の京都府京都市）出身。王政復古に参与。戊辰戦争にも参加し、のちフランス留学。帰国後、明治法律学校（明治大学の前身）を創立。文相、外相、枢密院議長、政友会総裁などを歴任し、1906年首相。以後、桂太郎と交互に首相を務めた。1919年、パリ講和会議首席全権委員。最後の元老として活躍した。