今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。その若者が、こうして年を取ったまでだ。だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。

人物:山本五十六(やまもといそろく)

1884-1943年。新潟県生まれ。出生時の父親の年齢から「五十六」と名付けられた。海軍大学校卒業後、駐米武官、海軍大学校教官、霞ヶ浦海軍航空隊副長兼教頭などを歴任。1936年に海軍次官、1939年には連合艦隊司令長官となり、太平洋戦争で真珠湾攻撃・ミッドウェー海戦などを指揮。1943年、ソロモン諸島上空で戦死。死後、元帥に列せられた。